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髪の構造とヘアサイクル


毛髪の大まかな構造について

髪の毛は基本的に角質層が変化してできたものですので、肌の一種ということもできます。肌と同じたんぱく質より形成されるものですが、神経は通っていないため痛みは生じません。

人間の毛髪は、頭皮から外に出ている部分(毛幹部)と、頭皮のなかに潜っている部分(毛根部)の2つに分類されます。

毛根の根元の部分は球状になっているため、毛球とよばれています。これは毛乳頭と毛母細胞によってできていて、毛細血管から栄養分を吸収して、毛母細胞が分裂を繰り返すことで毛髪は成長していきます。

なお髪の毛自体は3つの部分から構成されていて、表面の部分をキューティクル(毛表皮)、その内側にある部分をコルテックス(皮質)、髪の毛の芯の部分にあたるものをメジュラ(髄質)といいます。

ヘアサイクルについて

髪の毛は生え始めてから少しづつ成長を続けて、伸びていきますが、一定の期間を経ると自然に抜け落ちていきます。これをヘアサイクルといいますが、誰にでもある自然で健康な抜け毛であるといえます。

髪の毛が抜けていくのは大体生え出してから3〜7年くらいだといわれています。この抜けた毛の後にまた新しい毛が生えてくるというのが正常な髪のサイクルになります。

髪の成長には周期があり、これは大きく分けると3つに分類されます。

◆成長期
発毛した髪の毛が成長を続けていく時期を成長期といいます。これは3〜7年ほど続き、毛母細胞が細胞分裂を繰り返して太く長い毛になっていきます。これは髪全体の約85〜90%を占めています。

◆退行期
成長期の後、毛母細胞の活動が弱まって髪の成長が止まり、毛根が頭皮の浅い部分に縮小する退行期が始まります。退行期に移行するのは髪全体の約1%で、完全に成長を止めるまで約2〜3週間ほど続きます。

◆休止期
退行期ののちに細胞分裂が完全に停止する休止期が訪れます。これは数ヶ月間続き、成長の停止した毛は次に生えてくる毛に押し出されるようにして抜け落ちていきます。そしてまた成長期に移行していくのです。


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