フォーサイトの評判は、eラーニングと全額返金保証で「続けやすい」と評価される一方、公表合格率(社労士63.0%・宅建75.0%/2025年実績)は分母の定義が全国平均と異なる点に注意が必要です。本記事は合格率の根拠と、社労士・行政書士・宅建の講座別の向き不向きを中立に整理します。
この記事でわかること
- フォーサイトの評判はeラーニング「ManaBun」・全額返金保証・低価格で高評価
- 公表合格率の分母は「条件を満たし受験番号を提出した受講生」で、全国平均(全受験者)とは母集団が違う
- 数値は第三者監査つきで虚偽ではないが、倍率をそのまま鵜のみにしない読み方が要る
- 気になる評判はテキスト範囲の狭さ・質問回数の制限に集約される
- 社労士・行政書士・宅建で向き不向きが変わる(母集団の条件が効きやすい層)
主な出典: フォーサイト公式サイト(参照・2025年実績)/各資格の実施団体公表データ(2024年度)
フォーサイトの評判は?合格率・費用・向き不向きを先に整理
先に結論です。フォーサイトの評判は、スマホ完結のeラーニングと全額返金保証で「働きながら続けやすい」という声が中心で、価格も比較的抑えめです。一方で「テキストの範囲が狭い」「講義が淡々としている」という指摘もあります。
フォーサイトは、社労士・行政書士・宅建士・簿記・FPなどの国家資格・人気資格に対応した通信講座です。合格率の高さを前面に打ち出しているのが特徴で、まずは良い評判と気になる評判の全体像をつかむのが近道になります。

評判の全体像(良い声/気になる声)
- 良い評判:eラーニング「ManaBun」でスキマ時間に学べる/全額返金保証がある/価格が比較的リーズナブル
- 気になる評判:テキストが要点に絞られ範囲が狭い/講義がテキスト中心で淡々としている/質問回数に上限があるプランがある
このあと、もっとも誤解されやすい「合格率」から順に見ていきます。数字の大きさだけでなく、その数字がどう計算されているかを知ると、評判の受け止め方が変わります。
フォーサイトの合格率は本当?公表値の「分母」を確認する
先に結論です。フォーサイトの公表合格率は第三者監査つきで虚偽ではありません。ただし分母(母数)が全国平均とは異なるため、倍率をそのまま実力差と読むのは避けたいところです。
フォーサイトが公式に示す合格率は、社労士63.0%・行政書士58.5%・宅建75.0%(フォーサイト公式・2025年実績)で、「全国平均の◯倍」という形で紹介されています。ここで確認したいのが、この合格率が「誰を分母にしているか」です。
公表合格率の算出方法(フォーサイト公式)
フォーサイト公式の記載では、合格率は「全額返金保証制度の確認テスト・学力テストの条件を満たした受講生のうち、受験番号を提出した合格者数で算出」され、かがやき監査法人による合意された手続業務(AUP)にもとづくとされています。
つまり分母は「全申込者」でも「全受講生」でもなく、一定の学習条件を満たし、かつ受験番号を自己申告した受講生です。一方、試験の全国平均合格率は「その年度に受験した人全員」を分母にしています。

この違いは重要です。学習条件をクリアして受験番号まで提出する層は、もともと最後まで学習を続けた意欲の高いグループに寄ります。全受験者(記念受験や途中離脱を含む)を分母にする全国平均とは、母集団の性質が違うのです。
公表合格率と全国平均(出典・年度つき)
| 講座 | フォーサイト公表(2025年実績) | 全国平均(実施団体・年度) | 補足 |
|---|---|---|---|
| 社労士 | 63.0% | 約6.9%(社会保険労務士試験オフィシャルサイト・2024年度) | 分母は条件を満たし受験番号を提出した受講生 |
| 行政書士 | 58.5% | 約12〜14%(行政書士試験研究センター・年度変動) | 同上・年度で全国平均は動く |
| 宅建士 | 75.0% | 約18.6%(不動産適正取引推進機構・2024年度) | 同上・比較の年度がそろわない場合あり |
数字そのものは監査を経た実績値です。ただし「全国平均の11.5倍」といった倍率は、分母の性質が違う数字どうしの比である点を踏まえて読むのが安全です。講座選びでは、合格率の高さだけでなく次に挙げる教材やサポートの中身も合わせて判断したいところです。
なお、資格ごとの難易度・勉強時間の目安から確認したい方は、資格難易度ランキングもあわせてご覧ください。
フォーサイトのメリット|ManaBunと全額返金保証で続けやすい
先に結論です。フォーサイトの強みは、スマホ完結のeラーニング・全額返金保証・抑えめの価格という「働きながら続けやすい」設計に集約されます。
評価されている3つの点
- eラーニング「ManaBun」:テキスト・講義・問題演習をスマホ1つで進められ、通勤や休憩のスキマ時間を学習に回しやすい
- 全額返金保証:不合格時に受講料が返る制度があり、通信講座では珍しい。ただし後述のとおり条件は厳しめ
- 価格:宅建19,800〜78,800円、行政書士29,800〜99,800円、社労士59,800〜133,800円(フォーサイト公式・税込・2026年時点)と、難関資格でも比較的抑えめ
とくにeラーニングは、まとまった机の時間を取りにくい社会人と相性が良い部分です。全額返金保証は「万一のときの保険」に見えますが、実際は学習を続けた人しか対象にならない設計なので、そこは次の章で確認します。
フォーサイトのデメリット・悪い評判|テキストと質問回数
先に結論です。気になる評判は、テキストの範囲が要点に絞られている点と、質問サポートの回数制限に集約されます。「やめとけ」という声の多くは、この2点の受け止め方の違いから来ています。
確認しておきたい3つの注意点
- テキストの範囲が狭い:出題頻度の低い分野は省く「合格点狙い」の設計。網羅性を重視する人には物足りなく感じられる
- 講義が淡々としている:テキスト中心で進むため、講師の熱量や雑談的な補足を期待すると差を感じやすい
- 質問回数の制限:プランによって質問回数に上限(5〜10回程度)がある。手厚い個別サポートを求める人には不足しがち
もう一つ、全額返金保証は「誰でも返る」わけではありません。たとえば行政書士講座では、全ての確認テストで100点・学力テストで受験者の上位26%・本試験で合格基準点の85%以上といった条件をすべて満たす必要があります(フォーサイト公式・2026年時点)。
学習をやり切った人向けの制度、と捉えるのが実態に近いところです。
講座別の評判と向き不向き|社労士・行政書士・宅建
先に結論です。フォーサイトは、「要点を絞って、eラーニングで完走したい」学習スタイルに合う講座です。ただし資格ごとに事情が違うため、社労士・行政書士・宅建に分けて見ておきます。

社労士講座の評判
公表合格率は63.0%(フォーサイト公式・2025年実績)と高く紹介されます。ただし社労士は全国平均が約6.9%(2024年度)の難関で、学習を継続できるかどうかが最大の壁です。
ManaBunで学習ログを管理しながら進められる点は、長丁場の社労士と相性が良い部分。一方で範囲を絞る設計のため、細部まで手厚く学びたい人は補助教材の併用を前提に考えると安心です。
行政書士講座の評判
公表合格率58.5%、費用は29,800〜99,800円(フォーサイト公式・税込)と、難関資格としては価格を抑えやすい講座です。全額返金保証の条件が明確に公表されているのも行政書士講座の特徴ですが、条件は厳しめ。返金目当てではなく、合格そのものを狙う人に向いています。
宅建士講座の評判
公表合格率75.0%(全国平均約18.6%・不動産適正取引推進機構2024年度)で、費用も19,800円〜と入りやすい価格帯です。宅建は独学者も多い資格なので、独学と通信講座で迷う段階なら、他社を含めた比較で決めるのが確実です。
宅建の講座を横断で比べたい方は、宅建の通信講座おすすめ比較で費用・合格率の読み方・給付金の観点から整理しています。
フォーサイトが向いている人・向いていない人
先に結論です。フォーサイトは「要点集約×eラーニングで、働きながら短期集中したい人」に向き、「網羅的な教材と手厚い個別サポートを重視する人」にはやや不向きです。

向いている人
- まとまった学習時間が取りにくく、スキマ時間中心で進めたい社会人
- 範囲を絞って合格点を効率よく狙いたい人
- 難関資格でも費用を抑えたい人
向いていない人
- 出題範囲を網羅的に学び込みたい人
- 質問し放題など手厚い個別サポートを重視する人
- 合格率の倍率だけで合否を楽観視してしまいがちな人
自分の学習スタイルと合うかどうかは、可処分時間・求める網羅性・サポートの手厚さの3点で決まります。合格率の数字は入口の目安にとどめ、この3点で総合判断するのが失敗しにくい選び方です。
よくある質問(FAQ)
Q1:フォーサイトの評判は結局どうなのですか?
eラーニング「ManaBun」と全額返金保証で「働きながら続けやすい」という評価が中心です。価格も比較的抑えめです。一方で「テキストの範囲が狭い」「講義が淡々としている」「質問回数に上限がある」という声もあります。要点を絞って効率よく合格点を狙いたい人に向く講座、という受け止めが実態に近いです。
Q2:フォーサイトの合格率は嘘なのですか?
嘘ではありません。かがやき監査法人による合意された手続業務(AUP)にもとづく実績値です。ただし分母は「学習条件を満たし受験番号を提出した受講生」で、全国平均(その年度の全受験者)とは母集団が異なります。数字そのものは正しくても、「全国平均の◯倍」という倍率は分母の性質が違う数字どうしの比である点を踏まえて読むのが安全です。
Q3:全額返金保証は誰でも受けられますか?
いいえ、条件があります。行政書士講座の例では、全ての確認テストで100点・学力テストで上位26%・本試験で合格基準点の85%以上をすべて満たす必要があります(フォーサイト公式・2026年時点)。学習をやり切った人向けの制度で、「不合格なら気軽に返金」という性質のものではありません。最新の条件は各講座の公式ページで確認してください。
Q4:社労士・行政書士・宅建で、どれがフォーサイトに向いていますか?
いずれも要点集約×eラーニングで完走したい人に向きます。社労士は難関で学習継続がカギ、行政書士は費用を抑えつつ合格を狙う人向け、宅建は入りやすい価格帯で独学と迷う段階の人が多い資格です。宅建は他社との比較で決める余地が大きいため、講座を横断で比べてから選ぶと確実です。
Q5:フォーサイトの費用はどれくらいですか?
講座により幅がありますが、宅建19,800〜78,800円、行政書士29,800〜99,800円、社労士59,800〜133,800円(フォーサイト公式・税込・2026年時点)が目安です。難関資格でも比較的抑えめの価格帯です。キャンペーンやプラン構成で変わるため、最新の金額は公式サイトで確認してください。
まとめ|合格率は「分母」まで見て、学習スタイルで選ぶ
- フォーサイトの評判はeラーニング・全額返金保証・低価格で高評価
- 公表合格率は監査つきで虚偽ではないが、分母が全国平均と異なる(母集団の性質が違う)
- 「全国平均の◯倍」はそのまま実力差と読まないのが安全
- 気になる点はテキスト範囲の狭さ・質問回数の制限、全額返金は条件が厳しめ
- 向くのは要点集約×eラーニングで短期集中したい人
フォーサイトは、合格率の高さと「続けやすさ」が評判の核にある通信講座です。ただし合格率は数字の大きさだけでなく、どの母集団を分母にした数字かまで見ておくと、過大にも過小にも受け取らずに済みます。
最後は、可処分時間・求める網羅性・サポートの手厚さで自分に合うかを見極め、必要なら他社と比べて決める。この順番で見ていくと、評判に振り回されずに講座を選べます。
免責事項
※本記事は一般的な情報を整理した参考情報です。合格率・費用・全額返金保証の条件・対象講座は、フォーサイトおよび各資格実施団体の公表内容をもとにした2024〜2026年時点の目安で、年度・回・プラン改定により変動します。公表合格率は各社が独自の母集団(分母)で算出しており、全国平均とは前提が異なる場合があります。最新の料金・合格実績・保証条件は各講座の公式サイトで、各資格の合格率は各実施団体の公式発表でご確認ください。

