日商簿記の試験日と申込期間【2026年度】|商工会議所別の締切

日商簿記の試験日

日商簿記の統一試験は、第174回が2026年11月15日、第175回が2027年2月28日です。申込期間は受験地の商工会議所ごとに違います。この記事で確認した8か所では、第174回の受付がすべて終わりました。2・3級はネット試験でも受けられます。

内容の更新日: 2026年10月28日/公式確認日: 2026年10月18日(日本商工会議所・各地商工会議所の公式サイトで日程・受験料を確認)

この記事でわかること

  • 統一試験とネット試験で日程の決まり方がどう違うか
  • 仙台・横浜・名古屋・京都・大阪・神戸・広島・福岡の8か所の申込期間
  • 表にない地域の締切を公式の商工会議所検索で調べる方法
  • 第174回に間に合わなかった人が選べる次の受験機会(級ごとに違う)
  • 統一試験とネット試験の合格率を分けて読む理由

受ける級が決まったら、独学と講座のどちらで学ぶかも考えておきましょう。申込のあとに迷わずにすみます。

目次

統一試験とネット試験で日程の決まり方が違う

日商簿記の受け方は2通りです。決まった日に全国で行う統一試験と、テストセンターで予約して受けるネット試験があります。日付を探すときは、先にどちらで受けるかを決めると早く絞れるはずです。

統一試験の日付は日本商工会議所が年度ごとに示しています。2026年度は第173回(6月14日)・第174回(11月15日)・第175回(2027年2月28日)の3回です。このうち第175回だけ1級がありません。

項目第174回第175回
試験日2026年11月15日2027年2月28日
申込期間(ネット)商工会議所ごと(下の表)商工会議所ごと(下の表)
申込期間(郵送)商工会議所ごと(下の表)商工会議所ごと(下の表)
合格発表未確認未確認
受付の状態商工会議所ごと(下の表)商工会議所ごと(下の表)
受験料金額
1級8,800円(税込)
2級(統一・ネット)5,500円(税込)
3級(統一・ネット)3,300円(税込)

ネット試験(2・3級)は、テストセンターごとの予約制です。会場・空席・予約の条件は各テストセンターで確認してください。休止期間: 2026年11月9日 〜 2026年11月18日/2027年2月22日 〜 2027年3月3日。

受験料は、2級・3級ともネット試験と統一試験で同じ額です。安いほうを選ぶという比べ方はできないので、日付の都合と受け方の好みで決めることになります。

統一試験とネット試験の違い

統一試験
受けられる級
1〜3級(第175回は2・3級)
日付
第174回 11月15日/第175回 2月28日
申込先
受験地の商工会議所(期間は会議所ごと)
受験料
1級8,800円・2級5,500円・3級3,300円
ネット試験
受けられる級
2・3級
日付
テストセンターで予約(休止期間あり)
申込先
各テストセンター
受験料
2級5,500円・3級3,300円

図:受験料は同じ。違うのは受けられる級と、日付の決まり方

ネット試験の休止期間は、2026年11月9日から18日までと、2027年2月22日から3月3日までです。どちらも統一試験の日(11月15日・2月28日)を含んでいます。統一試験の前後はネット試験で受けられないと考えて、予約の時期を組んでください。

申込期間は受験地の商工会議所で決まる

統一試験の申込期間は全国で1つではありません。公式の案内でも、受付期間は商工会議所によって異なるとされています。第174回は2026年9月28日から順に受付が始まりました。

下の表は、公式の商工会議所検索で日程を確認できた8か所の分です。1行を「会議所×級×回×申込方法」にしているので、同じ会議所でもネットと窓口で行が分かれます。

収録範囲: この表に載せている商工会議所は8か所です(仙台商工会議所・横浜商工会議所・名古屋商工会議所・京都商工会議所・大阪商工会議所・神戸商工会議所・広島商工会議所・福岡商工会議所)。ほかの地域で受ける人は、日本商工会議所の検定サイトにある「商工会議所検索」(https://links.kentei.ne.jp/examrefer)から受験地の商工会議所を探して、締切を確かめてください。

商工会議所級回方式申込方法申込期間締切時刻支払期限必着/消印定員状態確認日
仙台商工会議所1〜3級174統一試験ネット2026年10月7日 〜 2026年10月13日未確認未確認未確認未確認受付終了2026年10月18日
横浜商工会議所1〜3級174統一試験ネット2026年9月28日 〜 2026年10月9日17:00コンビニ・Pay-easy決済は10/8までに申込未確認未確認受付終了2026年10月18日
横浜商工会議所2・3級175統一試験ネット2027年1月12日 〜 2027年1月25日17:00コンビニ・Pay-easy決済は1/24までに申込未確認未確認確認済み2026年10月18日
名古屋商工会議所1級174統一試験ネット2026年10月2日 〜 2026年10月9日未確認未確認未確認未確認受付終了2026年10月18日
名古屋商工会議所1級174統一試験団体申込2026年9月28日 〜 2026年9月30日未確認未確認未確認未確認受付終了2026年10月18日
京都商工会議所1〜3級174統一試験ネット2026年9月28日 〜 2026年10月13日未確認コンビニ店頭決済は10/10まで未確認未確認受付終了2026年10月18日
大阪商工会議所1〜3級174統一試験ネット2026年9月28日 〜 2026年10月13日未確認コンビニ決済の場合は10/9締切未確認定員制受付終了2026年10月18日
大阪商工会議所2・3級175統一試験ネット2027年1月13日 〜 2027年1月26日未確認コンビニ決済の場合は1/22締切未確認定員制確認済み2026年10月18日
神戸商工会議所1〜3級174統一試験ネット2026年9月28日 〜 2026年10月14日未確認未確認未確認未確認受付終了2026年10月18日
広島商工会議所1〜3級174統一試験ネット2026年9月28日 〜 2026年10月14日未確認未確認未確認未確認受付終了2026年10月18日
広島商工会議所2・3級175統一試験ネット2027年1月12日 〜 2027年1月27日未確認未確認未確認未確認確認済み2026年10月18日
福岡商工会議所1〜3級174統一試験ネット2026年9月28日 〜 2026年10月9日未確認未確認未確認未確認受付終了2026年10月18日
福岡商工会議所1〜3級174統一試験窓口2026年9月28日 〜 2026年10月4日未確認未確認未確認未確認受付終了2026年10月18日
福岡商工会議所2・3級175統一試験ネット2027年1月12日 〜 2027年1月22日未確認未確認未確認未確認確認済み2026年10月18日
福岡商工会議所2・3級175統一試験窓口2027年1月12日 〜 2027年1月17日未確認未確認未確認未確認確認済み2026年10月18日

個人のネット申込で見ると、第174回の締切は早い所で10月9日(横浜・名古屋・福岡)でした。遅い所は10月14日(神戸・広島)です。名古屋は第174回の掲載が1級だけで、団体申込の期間も別にあります。大阪は定員制と書かれているので、受付が始まったら早めに申し込むほうが安心です。

東京と札幌は表に入っていません。10月18日の確認では、商工会議所検索に簿記の受付日程の表が見当たらなかったためです。この2地域で受ける人も、表の上にある商工会議所検索から受験地の会議所を開いて確かめてください。

締切を確かめるときに見る欄

  • 申込方法:ネット・窓口・団体で期間が違う会議所がある
  • 締切時刻:横浜は最終日17時まで
  • 支払期限:コンビニ決済は締切より前に切れる会議所がある(横浜・京都・大阪)
  • 定員:大阪は定員制

申込に間に合わなかったときの選び方

第174回の受付が終わったあとに選べる道は、受ける級で変わります。

第174回に間に合わなかったら

  • 受けたい級はどれですか。
  • 12級・3級ネット試験を予約する(11月9日〜18日は休止)か、第175回(2027年2月28日)に申し込む
  • 2第175回で受ける場合受付は1月から。横浜・大阪・広島・福岡は1月12日か13日に始まる
  • 31級第175回にもネット試験にも1級はない。第175回より後の日程は未発表

1級を受ける人は、次の年度の日程が出るのを待つことになります。

図:2・3級はネット試験か第175回、1級は次の年度の発表待ち

2・3級なら、いちばん早く受けられるのはネット試験です。休止期間を外せば、テストセンターの空きしだいで日を選べます。会場と空席は各テストセンターで確認してください。

第175回を待つ場合、表に載っている4か所では受付が1月に始まります。横浜は1月12日から25日まで、大阪は1月13日から26日まで(定員制)、広島は1月12日から27日まで。福岡はネットが1月12日から22日まで、窓口が1月17日までと方法で締切が違うので、注意してください。

  • 発表予定時期・確認先: 日本商工会議所・各地商工会議所の公式サイトで確認できます。

合格率は統一試験とネット試験を分けて読む

公表されている合格率は、統一試験が回ごと、ネット試験が年度の期間ごとに出ています。数え方の単位が違うので、同じ表の中でも上下を比べるときは区分をそろえてください。

年度・回区分受験者数合格者数合格率
第173回2級・統一試験4,821人728人15.1%
第172回2級・統一試験6,038人911人15.1%
第171回2級・統一試験6,332人1,492人23.6%
第173回3級・統一試験14,359人4,854人33.8%
第172回3級・統一試験17,140人5,757人33.6%
第171回3級・統一試験16,648人5,743人34.5%
2025-04〜2026-032(ネット)級141,072人46,351人32.9%
2025-04〜2026-033(ネット)級276,477人112,797人40.8%

統一試験の2級は、第171回が23.6%、第172回と第173回が15.1%でした。3級は3回とも33%から34%台に収まっています。

ネット試験は2025年4月から2026年3月までの集計で、2級が32.9%、3級が40.8%です。受験者数も大きく違います。3級のネット試験は276,477人で、統一試験の第173回は14,359人でした。受け方による差をどう読むかは、この数字だけでは決めきれません。

2級の合格の基準は7割以上で、商業簿記と工業簿記を合わせて5題以内・90分の試験です。受ける級で迷っている人は、独学と講座の違いを比べた記事もあわせて読んでみてください。

講座の受講開始日から逆算する

講座で学んでから受けるなら、試験日より先に講座の受講開始日が来ます。教育訓練給付金を使う予定の人は、その開始日が手続きの期限を数える起点です。

いつまでにすること
受講開始日の原則2週間前まで(特定一般・専門実践を使う場合)受給資格確認に必要な書類をハローワークへ提出(その前に訓練前キャリアコンサルティングなどの準備)

特定一般教育訓練か専門実践教育訓練を使う場合は、受講開始日の原則2週間前までに、受給資格確認に必要な書類をハローワークへ提出します。訓練前キャリアコンサルティングなどの準備は、それより前に済ませておく必要があります。14日前は原則の期限を計算した目安で、その日に相談を始めれば間に合うという意味ではありません。

受講開始日は講座の実施者が証明する日で、試験日や自分で決めた勉強の開始日とは別です。閉庁日にあたるときも含めて、早めにハローワークへ確認してください。一般教育訓練は手続きの流れが違うので、厚生労働省の案内で確かめてください。

給付の割合は、一般教育訓練が20%(上限10万円)です。特定一般教育訓練は40%(上限20万円)で、条件を満たすと合計50%(上限25万円)になります。合計50%にする追加の給付は、2024年10月1日以降に受講を始めた人が対象です。

専門実践教育訓練は、受講費用の50%(年間上限40万円)です。資格を取って就職するなどの条件を満たすと合計70%(年間上限56万円)、さらに賃金が5%以上上がるなどの条件を満たすと合計80%(年間上限64万円)になります。70%・80%は、すでに支給された分を含めた合計の割合で、あとから支給されるのは差額です。合計80%にする追加の給付は、2024年10月1日以降に受講を始めた人が対象です。

講座が給付の対象かどうかは、厚生労働省の検索システム(https://www.kyufu.mhlw.go.jp/kensaku/)で確かめられます。

検索システムで講座を探す手順は、別の記事で画面の順に説明しました。

よくある質問

Q1:第174回の申込期間を過ぎてしまったら、次はいつ受けられますか?

2・3級なら、ネット試験を予約するか、第175回(2027年2月28日)に申し込めます。ネット試験は2026年11月9日から18日までが休止期間です。1級は第175回にもネット試験にもないため、次の年度の発表を待つことになります。

Q2:ネット試験と統一試験で受験料は違いますか?

同じ額です。2級は5,500円、3級は3,300円で、どちらも税込の金額になります。1級は統一試験だけで8,800円です。

Q3:1級はネット試験で受けられますか?

ネット試験で受けられるのは2・3級です。1級は統一試験だけで、2026年度は第173回と第174回に実施されます。

Q4:合格発表はいつですか?

合格発表日は受験した商工会議所ごとに決まります。この記事の表に載せた会議所の日程表には、発表日の記載がありませんでした。受験地の商工会議所の案内で確かめてください。

Q5:東京で受けたい場合の締切はどこで調べますか?

日本商工会議所の検定サイトにある「商工会議所検索」から東京を開いて確かめてください。10月18日の確認では、東京の簿記の受付日程の表が検索ページに見当たりませんでした。そのため、この記事の表にも入れていません。

Q6:ネット試験が受けられない期間はありますか?

あります。これから先の休止期間は、2026年11月9日から18日までと、2027年2月22日から3月3日までです。どちらも統一試験の日を含んでいます。

まとめ|まず受け方と受験地を決める

  • 統一試験は第174回が11月15日、第175回が2027年2月28日(第175回は2・3級のみ)
  • 申込期間は商工会議所ごと。表の8か所では第174回の受付が終了
  • 2・3級はネット試験でも受けられる。受験料は統一試験と同じ
  • ネット試験は11月9日〜18日と2月22日〜3月3日が休止
  • 表にない地域は公式の商工会議所検索で締切を確かめる

申込に間に合わなかった人でも、2・3級なら年内から受験の機会があります。級と受け方を先に決めて、受験地の締切を確かめるところから始めてください。

出典と確認日
  • 出典: 日本商工会議所(検定試験)(https://www.kentei.ne.jp/calendar_2026、https://www.kentei.ne.jp/51501、https://www.kentei.ne.jp/bookkeeping/candidate-data、https://www.kentei.ne.jp/bookkeeping/class2/exam。2026年10月18日確認)
  • 出典(教育訓練給付): 厚生労働省(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000160564_00037.html、https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/jinzaikaihatsu/kyouiku.html。2026年10月18日確認)

免責事項

※本記事は日本商工会議所・各地の商工会議所と厚生労働省の公開情報(2026年10月18日確認)をもとにした一般的な情報です。申込期間・締切時刻・支払期限・定員の扱いは会議所ごとに変わることがあります。申し込む前に、受験地の商工会議所の最新の案内を確認してください。

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この記事を書いた人

Hayashiです。人材派遣会社で6年、登録スタッフの方のキャリア相談を担当し、これから資格を取りたいという社会人や主婦の方から、通信講座選びの相談を200件以上受けてきました。教育訓練給付の申請サポートも数多く手がけています。

きっかけは、30代前半で自分も何か資格を取りたいと思い立ったとき、講座の情報が多すぎて選ぶ基準が分からず、途方に暮れた経験です。実際にフォーサイトやユーキャンの教材を取り寄せて比べ、FP3級を取り、宅建にも挑戦しました。

資格選びで損をする人のつまずき方は、だいたい決まっています。人気だけで選んで生活リズムに合わなかった、給付金の対象か確かめず全額自己負担になった、といったケースです。そうした失敗を減らせるよう、費用・合格率・学習スタイルの3つの軸で通信講座を正直に比べています。

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